デイケア
グループ活動を通して、病気の再発を予防し、
社会生活を楽しめるように練習していきます。
塗り絵、ペン字、工作、編み物、折り紙などを各自のペースで取り組みます。スポーツ、料理、ミーティングなど集団でゆるく楽しみます。また、認知行動療法やSST(社交技能訓練)といった学びの活動も、回復具合や希望に応じてご利用いただけ、生活リズムや生活技能を取り戻すことをサポートいたします。 当院デイケアをいつでも立ち寄れる安心な居場所の一つとして、それぞれの個性豊かな生き方を取り戻し、育んでいかれることを心より応援しています。
かなめクリニックのデイケアの特徴
他の医療機関に通院中の場合でも、当院デイケアをご利用可能です。
気分障害がある程度落ち着いた段階より参加可能です
守られた集団の中で、安心して人間関係の練習ができる
デイケアとは?
人にとって、居場所があるということには、とても大切な価値があります。
太古の昔より、人は集団になることで外敵から身を守り、なんとか生き延びてきた長い歴史があります。そのため、長らく孤立して過ごすようになると、本能的な不安心配がかえって強まることが知られています。メンタルの不調となると、不安、心配、緊張、恐怖が強まり、人とかかわることがとても苦痛となっていきます。人とのつらいかかわりからメンタルの不調ともなります。そのため、人とのつらいかかわりをなるべく避けて生活することは、メンタル不調の強いときにはとても必要です。しかし、長らくそのような孤立のままにいると、今度はその孤立自体が不調を引き起こし、長引く要因になってしまうこともよくあります。むずかしいものです。
当院デイケアでは、メンタル不調からの回復期に、「ここなら何とか居られるかも」という安心安全な居場所となることを目的としています。メンタル不調となる方の多くは、心がとてもやさしく、それゆえに傷つきやすくもあります。そのようなやさしさは、回復(リカバリー)に伴い「癒しの力」へと育まれていくように感じています。そのように同じ思いをもつ人の中に何とか入り、その中で少しでも安らげるようになっていくことを願っています。
当院のデイケアを利用するには
かかりつけ主治医に当院デイケアについてご相談ください。
見学及び当院デイケアの担当医と参加について相談をします
同意書作成後、通所開始。
1日の流れ
9:00~ | ラジオ体操 |
---|---|
9:10~12:00 | 午前の活動 |
12:00~13:00 | 休憩・昼食 |
13:00~15:15 | 午後の活動 |
15:15~15:30 | 帰りのミーティング・清掃 |
※3ヶ月に1回程度、16:00~ナイトケアも行っております。
その他
利用について
- 動きやすい服装でお越しください。(または持参してください。)
- 室内履きを持参してください。
- 昼食・飲み物は各自で準備をしてください。(昼食プログラムが入ることもあります)
- 喫煙は指定の場所で行ってください。
- 途中で退室される場合はスタッフへ声をかけてください。
費用について
- 各種保険適用です。
- 自立支援医療を使用できます。
- 活動内容によっては交通費など実費を負担していただく場合があります。
デイケア・リワークブログ
毎月のデイケアプログラムやお知らせが載っています。